2015-06-30 14:26 その地で彼女は成長した―エミー・カーマイケルの詩 エミー・カーマイケルの信仰詩 彼女のように 心楽しく 陽気に咲く花は かつてなかった塩気にくすんだ砂 わびしい土地びゅーびゅー 風に吹かれるシダかさかさのハマカンザシ花など どこにも みあたらない 岸辺その地で彼女は成長した彼女のように たくましく咲く花はかつてなかった丘陵にある ―野鳥の姿さえ みえない―きゅうくつな岩棚その上を 四つの季節が 通ってゆくせわしく 翼をはためかせ吹きすさび 吹き荒れる 嵐の王その地で彼女は成長した彼女のように 満ち足りて咲く花はかつてなかったガリラヤのお方に 心燃やされ、愛を傾け、この方に学んだ心高いところに植えられても 低いところに植えられても火の墓 雪の原野にあっても―。その地で彼女は成長したAmy Carmichael, Toward Jerusalemより 私訳 スポンサーサイト
2015-06-24 04:59 わが冷たさのうちに あなたの火をともしてください――エミー・カーマイケルの詩と祈り エミー・カーマイケルの信仰詩 イエス 贖い主 ただ一人 わがたましいを鼓舞したもうお方わが冷たさのうちに あなたの火をともしわが命を 赤々と燃やしたまえわが障壁をうちこわし、あなたの近くへ そうです もっとあなたの近くへ 私を引き寄せてくださいあなたを知りたいのですあなたを知ることが いのちなのですからわがうちを深め うわべだけのもの 皮相的なものを取りのぞいてくださいそしてうつろな迷いからわが魂を解き放ってくださいわが内なる人を すみやかに ほどき不誠実の糸を ことごとく引き抜きたまえ汝の誓いは 私の上にありますああ 真実をもって あなたに仕え全き愛で あなたを愛し純潔のうちに あなたに従う者とさせてください燃えよ 燃えよ 炎よおお風よ 余すところなく 吹きつけよ おお剣よ わが肉を目覚めさせ これを打ちたまえおお わがうちに汝のたましいの産苦を見、わが主が 満足されんことを Amy Carmichael, God's Missionaryより 私訳
2015-06-21 06:17 聖く、愛に満ち、かつ低い人生を生きるために――エミー・カーマイケル エミー・カーマイケルの信仰詩 私たちは聖く、愛に満ち、かつ低い人生を生きるため、ここに召されています。このような生き方は、私たちの主イエスに限りなく近い歩みをしていない限り、することのできないものです。また何であれ、そのような歩みから私たちを遠ざけ妨げるようなものは、私たちのためのものではありません。このように私たちを〈妨げるもの〉に関しては。そこへの最初の一歩に警戒する必要があります。私たちがほんの少し横道に逸れてしまうことで、つまずいてしまうかもしれない魂のためにも、そして、私たちの主の栄光のためにも、今、主に尋ね求めましょう。「私たちのうちに少しでも『ゆがんだ傾向』が見られるならば、どのようにしてでも、それをお示しください」と。 ☆☆☆私たちはイエス・キリスト、すなわち十字架につけられたお方以外のことは何も知るまいと決心しました。なぜなら、私たちの召命は、その本質上、その他一切のことから私たちを分かつよう、要求してくるものだからです。そしてそれは、次のこと以外の目標は持ちえないものなのです。すなわち、主を知らない人々の間にあって、キリストをあらわすこと、そしてキリストを生きること、です。もし私たちが一途に主につき、主のために生きるなら、神の愛が私たちを通して、妨げられることなく、輝き渡るはずです。そして何であれ、私たちの人生に聖潔をもたらすもの、そして鏡を透き通らせるもの(――それを通して光が輝きます)、これのみが、私たちに必要なものであって、これ以外の一切は、価値を持ちません。Amy Carmichael, God's Missionaryより 一部抜粋
2015-06-19 01:20 かの日を待望して――エミー・カーマイケルの詩と祈り エミー・カーマイケルの信仰詩 たとい太陽も月も星もなくなり天が 消えた巻き物のようになっても地の支柱は 主のものだからわが魂よ主にかたく心を定めよ たとい波が 荒れ狂い国々が 騒ぎたつとも地の四隅には 四人の大いなる御使いが立ち主の確かな 御約束の日をすみやかに 来らせるそしてかならず地の王国は 主の王国になるAmy Carmichael, Kohilaより 私訳
2015-06-15 05:30 二つの庭――エミー・カーマイケルの詩と祈り エミー・カーマイケルの信仰詩 この地に二つの庭があった――両方とも 丘の上に一つの庭は ゲッセマネと呼ばれもう一つは カルバリーの傍にあったそのどちらも 今もって 私たちと共にある主よ、オリーブ山に登るときそこにある庭を見せてくださいそしてあなたと共に跪くことを教えてください――いにしえのオリーブの木の下でそして汝の祈りを祈ることを学ばせてくださいさらに丘を登っていく――かつて 悪魔の勢力が汝に挑んだ丘にそして平和な庭のある その場所に目を向ける――汝を花々で迎えたその場所に (Amy Carmichael Kohila より 私訳)
2015-06-14 20:09 主よ、奇妙な冷たさから 私たちをお救いください――エミー・カーマイケルの詩と祈り エミー・カーマイケルの信仰詩 平安をもち内なる訓練のうちに余すところなくすべてを注ぎ出す愛一人の魂を救うために地獄のただ中に飛び込んでいくことのできる兵士としての愛、汚れたものによっても 染みをつけられず暑さによってもしなびない愛それらすべては私たちがカルバリーの傍らで生きていない限り、得ることができない神よ 私たちの愛の あまりに多くが奇妙な冷たさを帯びていることをお赦しください打算的なクリスチャンの愛これは教会の恥辱御使いたちのおどろきあなたの苦悶と 血にまみれた汗あなたの十字架と 苦しみあなたの尊い死と 埋葬あなたの栄光に富んだ復活と昇天聖霊の降臨よき主よこれらによって 私たちを冷淡という罪から お救いください。(Amy Carmichael, Gold by Moonlight より 私訳)