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(執筆者:デイヴィッド・ベルソー)

米国では、一人で自活できなくなった高齢者の方々の大半は、子どもたちの所に身を寄せるか、老人介護施設に入所することが可能です。メディケア(高齢者向け医療保険制度)により、介護施設に入る費用もカバーされる場合が多いです。ホンジュラスでもほとんどの家族は高齢の親を介護しています。

しかし、ホンジュラスではここ数十年、若い人々が大都市に行き、田舎や小さな町に住む高齢の両親を捨て去るケースがとみに増えています。

ホンジュラスにはメディケアのような制度がないため、行き場を失った老人が多数います。その結果、生涯最期の月日(時には何年も)道ばたで過ごさざるをえないお年寄りも多く存在します。

こういったお年寄りの惨状に心を痛めたキリスト者医師(スィグアテペクエ市に在住のコレア博士)が立ち上がり、貧困に苦しむ高齢者のための老人ホームを始めました。この老人ホームは町を出てすぐの田舎にあります。

(現在のところ)このホームでは、十分な医療ケアを提供することができない状態にありますが、それでも入居者は少なくとも清潔な場所と健康的な食事をとることができています。

ケア・ワーカーはまた入居者の方々のために洗濯サービスも行っています。入居費用は一切とっていません。コレア医師は、文字通り、道端で死にかかっているお年寄りをホームに引き取り、こういった方々が地上での最期の日々を尊厳をもって、また平安のうちに終えることができるよう尽力しています。

このヴィラ・デル・セロにはこれを支援・援助する組織も教会もありません。このホームはその運営にあたり、個々人の自発的な寄付に依っています。

ヴィラ・デル・セロには現在、男女合わせて21人の入居者がいます。この中には、動脈硬化症を患う男性の方や、ダウン症の成人息子を抱えた高齢者の父親などがいます。

ホームには四人のケア・ワーカーが住んでいます。この四人の方々は食事を作ったり、そうじ・洗濯をしたり、その他、入居者のさまざまなニーズにこたえています。現在のところ、この四人は入居者と同じ部屋で寝泊まりしています。

しかし、コレア医師は将来的に、ケア・ワーカーに別室を提供することができたらと考えています。そうすることで良いケア・ワーカーを雇うことがより容易になり、空いた寝室のスペースにさらに多くのお年寄りが寝ることができるようにもなります。

これを受けて、私たち(the Society of the Good Shepherd)はヴィラ・デル・セロと協同して、ケア・ワーカーのための建物を建てる働きをしています。今年の三月、私たちはその工事に着工することができました。

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ペンシルベニア州からメノナイト教会の若者たちがホンジュラスにやって来て、このプロジェクトはスタートしました。兄弟たちは切削機の使い方を学ぶや、わずか数日のうちに、かなりの量の仕事をこなすことができたのです。

米国に帰国する前に、彼らは、建物を建てる上での土台づくり、そしてコンクリートの角材やれんがを一階部分に敷き詰めることができました。一方、姉妹たちは建物中を大掃除してくれました。

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現在、私たちは二階部分を作ろうとしています。そのためには、ボランティアの方々および資金が必要です。感謝なことに、ホンジュラスでは建築費というのは比較的安価です。実際、五千ドルあれば、工事を完了させることができるように思います。もし今夏、ケア・ワーカーの方々のための部屋を完築することができればどんなにいいかと思っています。

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The Society of the Good Shepherd, P. O. Box 122, Amberson, PA 17210 • (717) 349-7033

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