昨日の記事(フェミニズムとクリスチャン女性)を読んで、ある方が次のようなコメントを寄せてくださいました。

「専業主婦は奴隷」「抑圧された女性たち、夕食を料理するな」「結婚するな」・・記事中の写真のプラカードに書かれた内容に驚きました。(よく見るともっとひどい事も書いていますね。)

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家族の為に無償で家事をする女性たちを奴隷と呼ぶなら、一生懸命働いたお金で家族を養わなければならない男性たちも奴隷でしょう。

フェミニズムがもし家族に仕える事を無償の奴隷労働と捉えているのであれば、結婚の否定という結論に行きつくのは理解出来る気がします。

ミサンドリー(男性蔑視)という言葉を最近初めて知りました。

twitterである方が「女性のミサンドリーは蹂躙や搾取をされ続けたから生まれた当たり前の憎しみ。だから反省する必要がない。

男性のミソジニー(女性蔑視)は思うがままに蹂躙や搾取を出来ない事から生まれた理不尽な怒りと憎しみ。だから猛省すべきである。」というような内容の発言をされています。

この方の発言を読んだ時、フェミニズムの根底にあるのはこのような思想なのかもしれないと思いました。



私はこのミサンドリーとミソジニーという言葉を聞いた時に、胸がキュッと締めつけられるような痛みを覚えました。

この「ミサ」「ミソ」というのは、ギリシア語のミソス(憎悪、憎しみ)に由来しており、「(ア)ンドリー」「ジニー」というのもギリシア語でそれぞれ「男」「女」を意味する言葉です。

「ミソス」と聞くと、私はとがった包丁の先をイメージしてしまいます。

それで私は今朝、ミサンドリー、ミソジニーの代わりに、「セバスマンドリー」「セバスモジニー」という新しい言葉をつくり出しました。

セバスモスというのはギリシア語で「尊敬」を意味する言葉です。

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(プリンス・エドワード島)

グリーン・ゲーブルズのアンが、ある晴れた土曜日にお友達とピクニックに行きました。

次に引用するのは、その時の一場面なのですが、アンたちが森の中で溜池を発見し、それに名前をつけようとしています。

「、、まあ、ちょっと、あれを見てごらんなさいな」

あれというのは、あさい、森の溜池で、木にかこまれた小さな空地のまんなかにあり、小径はそこでおわっていた。

春もふかまると池の水はかわいてしまい、そこにしだがいっぱい、おいしげるのだった。しかし、いまはかすかに光る水をじっとたたえ、皿のようにまるく、水晶のように澄んでいた。ほっそりした白樺の若木がぐるっとまわりをかこみ、小さなしだが水ぎわを縁どっていた。

「なんて、すてきなんでしょう!」ジェーンは感嘆した。

「森の精のように、このまわりで踊りましょうよ」と叫ぶと、アンは籠をとり落とし、両手をさしのべた。

しかし、踊りは成功とはいえなかった。地面がじめじめしていて、ジェーンの長靴がぬげてしまったからである。

「長靴をはいてるんじゃ、森の精にはなれないわよ」

ジェーンの言うとおりなので、アンもあきらめ、「それじゃあ、ここを出る前に名前をつけていきましょうよ。めいめい、一つずつ、名前を出して、くじできめましょうね。ダイアナは?」

「白樺の池」即座にダイアナは応じた。
「水晶の湖」これはジェーンだった。

二人のうしろに立っていたアンは、プリシラに、そんなありふれた名前ばかりをくりかえさないようにと目くばせした。

心得たとばかりにプリシラは、「きらめく鏡」と言った。アンのは「妖精の鏡」だった。

名前は一つ一つ、白樺の皮をはがしたのに、ジェーンがポケットから出した鉛筆でしるし、アンの帽子にいれた。目を閉じたプリシラが一枝を取った。

「水晶の湖よ」とジェーンが得意になって読み、「水晶の湖」ということにきまった。

アンはこんなありふれた名でよばれる池がかわいそうだと思ったが、口に出しては言わなかった。

 『アンの青春』第13章 たのしいピクニックより一部抜粋



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ゆううつで重く、どんよりして、私たちの精神を暗くするような言葉は、毎年、多く作り出されていっています。

私はあの溜池に「妖精の鏡」という名前をつけようとしたアンのスピリットが好きです。

そして私もアンのように、夢のある言葉に囲まれて生きていきたいです。

そしてできることなら、みなさんと共に、「信仰・希望・愛」(Ⅰコリント13)を映し出すような言葉を生み出していきたいです。




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聖く、愛に満ち、かつ低い人生を生きるために――エミー・カーマイケル

フェミニズムとクリスチャン女性 (Feminism and the Christian women by Mary Kassian)

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