2014年3月28日、ボストンのFaneuil Hallで、福音主義クリスチャンによる公開討論会が開かれました。

「クリスチャンは戦争に参加することはできないし、してはならない」という絶対平和主義の立場で論陣を張ったのは、初代教会史家のデイヴィッド・ベルソー(David Bercot)氏および元アメリカ兵のディーン・テイラー氏(Dean Taylor、アナバプテスト)でした。

一方、「クリスチャンは、正義のための戦争(Just War)に参加することができる」という立場からは、ボストン大学哲学科のピーター・クリーフト(Peter Kreeft)教授、ダリール・チャールズ教授(Daryl Charles)(ウェストミンスター神学大学博士号)の二人が論陣を張りました。

注目していただきたいのは、この討論会が、「福音右派」VS「リベラル左派」という図式でなされたわけではないということです。神学的には、両陣営とも聖書信仰かつ保守的だといえます。真剣な対話の中で、さまざまなことが浮き彫りにされ、私自身、多くのことを学びました。

また、元アメリカ兵のディーン・テイラーさんは、この討論会の席で、ご自身がこれまでとおってきた内的葛藤、霊的旅路についてありのまま正直に語っておられます。イエスさまに従う道は容易な道ではありませんが、ここにこそ、いのちがあるのだと思いました。

興味のある方は、http://www.followers-of-the-way.org/justwar2014.shtml
ごらんください。収録時間約2時間です。(英語)



また以下におすすめの本を二冊あげておきます。

①Dean Taylor, A Change of Allegiance (Radical Reformation, 2008) 元米兵ディーン・テーラーの証し
Change.jpg

②George Kalantzis, Caesar and the Lamb: Early Christian Attitudes on War and Military Service (Wipf & Stock, 2012) 米国ウィートン大学で、初代教会史および教父学を教えていらっしゃるカランジス教授による書。

氏は、本書の中で、ニカイア公会議以前の初代教会は、一様に、戦争に反対していた事実を、立証しています。

Caesar and the Lamb


御国が来ますように。
平和の君であるイエスさまの光がこの地上を照らし出しますように。

ヘンリー・マーティンの生涯 その1 (19世紀 インド・ペルシャへの宣教師)

エピローグ 『チューリッヒ丘を駆け抜けた情熱』 その後何が起こったのか