mission11.jpg

Mission Timothéeの賛美について、さなえさんに記事を書いてくださるようお願いしたところ、快く引き受けてくださいました。ありがとうございます。とてもすばらしい内容です。ぜひお読みください。




力と清さ
Mission Timothéeの賛美の霊性



このブログで以前紹介されたカロリーヌさんは現在、フランスに多くの枝教会を持つMission Timothéeの教会に通われています。

20歳で信仰を与えられる以前から、賛美歌がとても好きだった私は、現在でも時間があるとyoutubeなどで世界中の教会で歌われる様々な言語の賛美を聞いています。

きぬこさんとカロリーヌさんを通してMission TimothéeのHPにあるオリジナルの賛美曲を教えて貰ったのですが、後でHPのトップからHymns→Liste des chantsを開くと、彼らの教会で歌われる賛美が26ページに渡って紹介されており、多くの楽曲の音源を聞くことが出来るのが分かりました。

三角の再生の印のある曲のタイトルをクリックすると、音源を聞くことの出来る画面に切り替わります。またPartitionという部分をクリックすると楽譜が表示されます。

全てではありませんが、多くのオリジナル賛美の楽譜が現在アップされています。

何度もこのサイトを訪問しているのですが、楽譜などのコンテンツが少しずつ増えていて、この教会が賛美を大切なものと位置づけ、伝道のために積極的に分かち合いをしようとしているのが伺えます。

カロリーヌさんによると、韓国のある教会からも「礼拝でMission Timothéeの賛美を歌いたい」との声が届いているそうです。

海外の多くの教会が伝道のためにyoutubeにチャンネルを持っています。Mission Timothéeのチャンネルもあるのではと探してみると、多くの賛美がアップされている事が分かりました。

映像を見る事で、さらにこの教会の賛美に関するポリシーを窺い知る事が出来ました。彼らの賛美の顕著な特徴として、次のようなものが挙げられると思います。

① 賛美者の声と生楽器による演奏
② 現代音楽とは異なる、新しいけれど素朴な賛美
③ 力と清さ、信仰の証としての賛美



現在欧米の多くの教会では電子楽器やバンド演奏を積極的に取り入れ、非常に現代的なCCMを礼拝賛美として採用しています。

特に人数の多い教会ではその傾向が顕著であると言われますが、Mission Timothéeの賛美の奏楽は(私の見る限り)全て生楽器で行われ、どの曲も賛美者の声が主体となるような控えめなアレンジが施されています。

曲によってはリードパートを歌うソリストのような方々はおられますが、一人のワーシップリーダーが大々的に歌い上げるのではなく、大勢の賛美者たちが一緒に歌うというスタイルが取られており、個人や奏楽者が目立つのを避け、あくまで「共に賛美を捧げる」というスタンスであるのが伝わってきます。

彼らオリジナルの新しい賛美も数多く歌われているのですが、どの楽曲にも現代的なCCMにしばしば見られるような派手な音楽的装飾や難解なメロディ展開がなく、楽譜を見ても、オルガンでそのまま弾くことの出来るような素朴なアレンジのものばかりでした。

新しい賛美を追求しつつも、現代的CCMの問題点として挙げられる「音楽的趣向を凝らすことで、霊性や内容の乏しさが覆い隠される」というリスクを極力排除しようとする意図が感じられます。

古典的な賛美曲や、有名なメロディにフランス語の詩を載せた賛美も好んで取り上げられています。


JA0_1062.jpg


教会や屋外コンサートで賛美を歌う彼らの映像を最初に見た時、「何かが違う」と感じる部分がありました。

すぐには気がつかなかったのですが、それは彼らの服装や髪形でした。全員がシンプルで慎ましい服装。

男性は短髪・女性は長髪。強制されての事ではないのでしょうが、これは海外のクワイアでも珍しいのではないかと感じました。

教会での短髪の女性は現代では全く珍しくありませんが、海外の教会の映像を見ると、長髪の男性もちらほら見受けられます。

前記事でこの教会が聖書的男性像・女性像を積極的に教えているとお聞きし、彼らの服装や髪形にもその教えが反映されているのかも知れないと感じました。

「新しい歌を主に向かって歌え」聖書には何度もこの言葉が出てきます。リスクを恐れて古い曲しか認めないというあり方は、賛美に大きな制限を加えてしまうでしょう。

Mission Timothéeは新しい曲を生み出し、様々な楽曲を取り上げつつも、現代CCMに多く見られるあり方とは異なる方法論を選んでいます。

多くの教会で豊かな賛美が求められています。

彼らの素朴で霊性豊かな賛美には、私たちも多くを学べる大きな可能性が秘められていると思います。以下はYoutubeにアップされている彼らの賛美の映像の一部です。


↓ヨハネの福音書13章34節の「私があなた方を愛したように、あなた方も愛し合いなさい。」などの4箇所の新約聖書からの御言葉がそのまま歌われています。
タイトルは「イエス・キリストは言われた」という意味です。




↓非常に感動的なメロディと内容の曲です。救われた感謝と「私の人生を捧げます。」という神への応答が歌われています。




↓アンドゥーズでの野外コンサートでの様子




下の映像はクリスマスマーケットでの演奏です。
非常にフランス的なメロディの楽曲も聴かれます。



↓彼らの賛美がダイジェストで紹介されています。約53分、音源のみ。





スポンサーサイト

祈りの中で―ピューリタンの祈り

キリストの弟子として―リチャード・バクスター

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。