IMG_0008_201511211606557bb.jpg


先週パリで起こったテロ以来、このブログでもフランスの信仰者の事を取り上げた記事として取り上げてきました。

―「フランスで奮闘する福音派教会Mission Timothéeのダヴィッド牧師にインタビュー」(ここ

―「力と清さ Mission Timothéeの賛美の霊性」 (ここ

後者の記事を書いてくださったさなえさんは、日頃、フランスの人々のために重荷を持って祈っておられる方であり、昨日も次のような深い内容のメールをいただきました。さなえさんから許可をいただいた上でその一部を引用したいと思います。

☆☆

〔以下、引用文〕

今朝フランスのある姉妹からメールを貰ったのですが、私たちの祈りへの感謝と「フランスは罪に満ちた国であり多くの責めを負っていますが、神様は今も多くの国外の信仰者の方の心にこの国を置いて下さっており、この国のためにまだ力強いヴィジョンを持っておられると考えています。」と書いてくれていました。

本当にその通りだと思います。彼女へのメールにも書きましたが、私はクリスチャンになる前から、フランスの信仰者たちの命がけの生き様を本で読み、励まされてきました。

この国の為に捧げられた祈りは大きく、今この試練を通して、さらに国外からも多くの祈りがフランスの教会のために捧げられています。

今朝日本語ブログのコメント欄(ココ)にも書きましたが、どれほど無神論や世俗主義、信仰を揶揄する文化が栄えても、この国のchristianityが死に絶える事は絶対にないでしょう。

神を求める「残りの人々」が消え去ることは決してない。そう固く信じています。

一月のシャルリー・エブド事件の際、「フランス人たちは何が起きても、宗教を揶揄し神を馬鹿にする権利を手放さないだろう。彼らにとってそれを手放すことは(教会が公権力と結びつき人々を支配した)暗黒時代に逆戻りする事を意味するからだ。」と書いておられた有識者の方がいました。

ダヴィッド牧師がフランス革命の影響を指摘された(ココ)のを見て、真っ先にこれを思い出しました。

もし多くのフランスの人々が「真に神に立ち返り、聖書の言葉に従う事」を「教会に支配される事」と見做しているならば・・教会のリベラル化や相対化は歓迎すべき事とされるでしょうし、カロリーヌやメラニーさんのような信仰者たちが心無い批判を受けたり、生きにくく理解されないのも頷けます。

「信仰を理解もされないけれど迫害もされない。そもそも知られてすらいない」日本にいる私よりも、彼女たちは大変な思いをしているのかも知れない。最近になってようやくそういうところに気づかされています。

ー引用おわりー

☆☆

先週、Rennes地方の聖書学校で寮生活をしつつ、献身者として奉仕している二十代前半の若いフランス人のクリスチャン(B兄)からお話をうかがう機会がありました。

彼はジュネーブ近郊の出身の方で、お父さまは無神論者、お母さまは(結婚後)福音信仰を持たれた信仰者でした。

日本でも、未信者のご主人を抱える姉妹たちが、日々多くの戦いと葛藤の中で懸命に信仰生活を送っておられますが、B兄のお母様も大変な戦いをしつつ、B兄たちをキリスト信仰によって育ててきたと聞きました。

「あなたはお若いし、他にもいろいろと進路の可能性はあったと思います。どのようにして献身の道に導かれたのですか?」と尋ねると、

「教会でみ言葉を聞く中で、私の心に、『この道より他に進むべきものはない』という確信が自分の中で徐々に強まっていきました。」と静かに答えてくれました。

「どれほど無神論や世俗主義、信仰を揶揄する文化が栄えても、この国のchristianityが死に絶える事は絶対にないでしょう。」とさなえさんが書いてくださいましたが、B兄を初めとする信仰者の存在自体が、その真実性を雄弁に証しています。

不信仰が普通のこととしてまかり通る霊的環境にあって、B兄たちは、その潮流に必死に抗しつつ、今日もフランスの地で福音の種を蒔き続けています。


CIMG0552.jpg
マタイ28:20

「見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいる」(マタイ28:20)と約束されたイエス様は、このような忠実な神のしもべたちを通し、今日も失われた魂をご自身の元に引き寄せようとしておられます。

どうかこの国に再び霊的復興が起こされますように。

主の証人たちが聖霊の力を受け、ますます力強くイエス・キリストの十字架の言をフランス中に広めていくことができますように。読者のみなさまと心を合わせつつ、イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン。










スポンサーサイト

ドイツで奮闘するラッツェル牧師―妥協のない福音と彼がそのために払っている代価

リヴリイの隠者―名もなき主の証し人(16世紀、フランス)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。