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この実況レポートは、以前にご紹介したノルウェー在住のイギリス人牧師ロビン・バッサム師の証し(ココ)の続編に当たります。

バッサム師は、Trondheim International Churchという福音主義教会で牧会していらっしゃいます。以下、バッサム師のお書きになったレポートを翻訳しました。


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私は自分たちの教会における被り物の実践について、最新のレポートを書いています。2014年9月、私たちは週末に修養会に行き、そこで相補主義と対等主義について皆で話し合いました。

その結果、私たちの教会は、リーダーシップに関する相補主義的立場を公に受け入れることになり、その事は教会の信仰告白・信条の欄に書き込まれました。

女性の被り物についてですが、私たちは四週に渡り毎日曜、1コリント11:1-16の箇所から説教しました。この説教シリーズの終了後、私たちの教会は、「私たちは何を信じているか」という教会の小冊子の中に、次のような内容を追加しました。

女性たちの被り物について:祈り、説教ないし教えが執り行われている教会の集まりの場において、女性は、聖書の御言葉によって、被り物を着けることが求められていると私たちは信じています。

これは1コリントへの手紙の11章1節から16節の箇所で明確にパウロが教えていることです。そしてこういった聖句の正当性を無効にするような他の聖句は聖書中、ただの一節も存在していません。

この教えは、神学的かつ普遍的な教えです。またこれは時代を超えた掟であって、文化的だとか、地理的に制限されたものだとか、一時的なものではありません。

私たちはこれが(既婚・未婚にかかわらず)全ての女性に求められている聖書の要求だと信じています。

ただし、ここでことわっておきたいことがあります。それは、私たちはTIC(Trondheim International Church)の集まりの場で女性は被り物をするべきであり、その実践を確かに強く勧めてはいますが、これは救いに関する事柄ではないということです。よって、私たちはこの事をみなさんに押し付けるようなことはしません。

TICにいらっしゃる女性のみなさんは、被り物をするかしないか、各自それぞれが選択することができます。TICは女性の被り物のテーマに関し、非常に明確で包括的な教えをしています。尚、65ページに渡るロビン・バッサム牧師の、被り物に関する手引き書が教会にあり、お求めの方には差し上げております。



TICにいらっしゃる女性たちは皆、各自が選択をすることができますが、ほとんど半分近い姉妹たちが被り物をしており、その数は現在進行形で増えつつあります。

今や、私たちの教会の被り物に関する信仰や実践は、誰の目にも明らかなものとなりました。新来者の女性たちはよく、被り物をしている姉妹たちに、「あなたはなぜベールをかぶっているのですか?」と質問してこられます。

それに対し、うちの教会の姉妹たちは、非常に明瞭な聖書的理由を提示しています。最近になって被り物を始めるようになった女性たちの多くは、こうした姉妹たちの証しや教会の教えを通して、実践に踏み切る決意をされたようです。

またこれまで否定的なコメントは教会の誰からも寄せられたことはなく、祈りのベールはうちの教会の中で、完全に定着した感があります。被り物に対するこういった肯定的な反応は、驚異的かつかなりの励ましではないでしょうか。

なんといっても、この事がノルウェーという――世界でも有数のリベラル国――のただ中で起こっているのですから!


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また、祈りのベールを始めた姉妹たちの年齢層は19歳から30歳(その大半が20代中ば)です。これは、「被り物を実践している教会には、若者が来なくなってしまう」という元来の主張をくつがえすものです。

またベールを始めた女性たちの国籍も多様であり、例を挙げれば、イギリス、ロシア、ウクライナ、ルーマニア、チェコ、シンガポール、ノルウェー、フィリピンなどです。

女性の被り物の教えが順調に教会に導入されるための一つの鍵は、やさしく寛大な心の態度をもち、なおかつ、非常に明確で包括的な教えがなされることにあると思います。そうすることにより、教えを受ける女性たち一人ひとりが、なぜ教会で被り物をしなければならないのか理解できるからです。

私が昨年、四回に渡って被り物に関する連続説教をしたのもそのためです。私は教会の女性たちがこの事に関してしっかりと教えを受け、そして理解してほしいと願ったからです。その甲斐があり、彼女たちは今、この教えに関して非常に積極的であり、しかも喜んでそれをしています。

教会で被り物をしている女性の大半はフィリピン出身の姉妹ですが、フィリピンにある彼女たちの教会には被り物の習慣はありません。私は現在、1コリント人への手紙を講解説教しており、11章にさしかかった際には、また四週間に渡る連続講義をしようと思っています。

私たちの教会は聖書の教えに非常に力を入れています。金曜夜には、聖書の学びと祈り会がもたれ、その集まりの時には約75%の女性たちが被り物をしています。日曜の午後2時には小グループでの聖書の学び会をしています。この集まりでは姉妹たち全員が(自らの意思で)被り物をしています。

その後、4時半から、主日礼拝が始まりますが、その時には約半数の女性たちが被り物をしているといっていいでしょう。

TICではどんな種類のベールを使用するかについて何も規定を設けていませんが、姉妹たちは皆、シンプルなヘッドスカーフを選択しているようです。また「どの位、髪が覆われているべきか」という点に関してもルールを設けていませんが、姉妹たちは頭が十分に(adequately)覆われた状態が望ましいと判断し、そのように覆っています。

もし18カ月前に、あなたが私に「この教えをした結果、毎週の集りの場で果たして女性の大半が被り物をするようになると思いますか。それは可能でしょうか。」と尋ねていたとしたら、私ははっきり「いや、だめだと思う。」と答えていたと思います。

でもこの結果を見て、私は驚愕し、そして喜んでいます。時たま、ベールを持ってくるのを忘れる方々がいますが、そのような時のために、教会にはいつも予備のベールが備えてあります。

時々、彼女たちは他の教会に行く用事があり、その際には、礼拝の中で被り物をしている唯一の女性になっています。「一人きりでベールをかぶるというのはしんどくないですか?」と私が訊ねると、彼女たちは言います。「先生、心配しないで。私、自分がなぜ被り物をしているか、ちゃんと答えることができますから」と。

被り物というのは、現在、私たちの教会で起こっている霊的革新のほんの一部にすぎません。この二年の間、恵みに関する偉大な歴史的教理を受け入れる中で、私たちの教会の方向性には抜本的な変化が起こされつつあります。


主イエス・キリストの中にあって
ノルウェー、Trondheim市にて
ロビン・バッサム

フォトギャラリー


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左からマリー(チェコ出身)、レン(フィリピン)、イレナ(ウクライナ)。主日礼拝。

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日曜午後の聖書の学び会。左からモナリサ、レン、そして右の男性はインド出身のプニース。プニースはヒンドゥー教徒でしたが、2015年1月、救われ、今年の8月23日に洗礼を受けました。

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主日礼拝

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聖書の学び会

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ノルウェーの山あいにある湖でレンさんは洗礼を受けました。

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主日礼拝

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主日礼拝。左側で祈っている白いベールの女性はモナリサ姉妹で、彼女が一番最初にベールをかぶり始めました。何カ月もの間、彼女はたった一人でベールを実践していました。彼女が他の姉妹たちに与えた証しの力には偉大なものがありました。










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