今日は、ここギリシャの地から、コイネーで歌われている詩篇歌をご紹介します。

私は(古典、現代に関わらず)ギリシャ語が苦手です。最初に、豆粒状に並んだギリシャ語の動詞活用表をみた時、私はくらくらとめまいを覚え、「とてもじゃないけど、自分には無理」とあきらめてしまいました。

ですから、「聖書をギリシャ語原典で読みたいけど、ギリシャ語の文法ってすごく難しそう」と思っている方!私はあなたのその気持ちがよく分かります。そして、そんなあなたを応援するために、私はこの記事を書いています。

それではまず、この賛美を聴いてください。詩篇136篇(七十人訳)を、ギリシャの修道士たちが元気いっぱい歌っています。





いとも楽しげな彼らの歌を聴いていると、例えば、「エクソモロギーステ ト キリオー」や「オティ イース トン エオナ ト エレオス アフトゥー」など、繰り返し出てくるフレーズが自然に頭の中に入ってきます。

エクソモロギーステ(=感謝せよ)+ト キリオー(=主に)

オティ(なぜなら)+イース トン エオナ(永遠に)+ト エレオス アフトゥー(その恵み)


イース・トン・エオナ(εις τον αιώνα)というのは「永遠に・とこしえまで」を表す成句です。

最初の「エクソモロギーステ」(Εξομολογείσθε)は、中動相の命令法(二人称複数形)というらしいですが、私のように文法用語をよく覚えられない人は、歌を聞いたり歌ったりするうちに、「なんとなく」自然にコイネー・ギリシャ語が頭に入ってくるようになります(笑)。

もう一つ、賛美をご紹介します。これもコイネーで歌われていますが、歌詞がとってもシンプルなので何回か聴くうちにしまいには空で言えるようになります。(この賛美を紹介してくださったさなえさんに感謝!)





Xristos anesti
ek nekron,
thanato thanaton patisas,
ke tis en tis mnimasin zoin xarisamenos

キリストは死よりよみがえり、
死を以って、死を滅ぼし、
墓に眠っている人々に
いのちをお与えになった。

(マタイ27:52-53)



どうですか。コイネー・ギリシャ語があなたの中でより身近なものに感じられるようになってきましたか?そうだといいです!




おお、汝の証印がわが心に押されますように!

クリスマスを独りで過ごさなければならない友へ