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David Brainerd 1718-1747

聖められることを追い求めなさい。聖くなければ、だれも主を見ることができません。
ヘブル12:14b

Διώκετε, ,τόν ἀγιασμόν, οὗ χωρίς οὐδείς ὄψεται τόν Κύριον. (Εβρ. 12΄ 14).



愛する弟へ


私は今、すぐにも見えない世界に移されることを期待しつつ、永遠の縁に立っています。

もはや自分が地上の住民であるとは思っていません。そして時々、「世を去ってキリストと共にいること」を切望しています。

この数年間、神は私に、神にすべてを捧げることなしに、理性ある者が真の幸福を楽しむことはできないという、永遠の確信を与えてくださいました。

このことについて私は神に感謝しています。

この確信の下に、私はいくらかのことをしてきました。ああ、もっと多くのことをしていたなら!

私は聖く生きることがどんなにすばらしいことであり、重要なことであるかを知っていましたが、死の境から引き戻されたばかりのこの時ほど、このことを痛感したことはありません。

弟よ、聖潔を追い求めなさい。この幸いな目標を目ざして前進しなさい。

そして、渇いた魂に、絶えず、「御姿に似た者とされるまでは満足しません」と叫ばせなさい。

かつての私の考えには利己的なものがたくさんありました。そのことを恥ずかしく思います。それを思うたびに私の魂はへりくだされます。

しかし神をほめよ。私の関心は主として、神の栄光が顕され、この世にあって神の国が前進することにありましたので、過ぎ去った年を顧みるとき、満足を覚えるのです。

☆☆

愛する弟よ、心からお願いします。

どうか自分の聖潔を追い求め、健康の許す限り、断食と祈りに努め、一般のキリスト者の標準以上の生活をすることを切に望むとともに、伝道のわざに励み、真の宗教と偽りの宗教を区別するために労し、またそのために心に臨まれる神の御霊の働きに心を留めなさい。

あなたはこの世に偽りの宗教がどんなにたくさんあるか、十分には知らないのではないでしょうか。

死に臨んでいる働き人の名により、そして死んだことはあるが今生きておられる主の御名により、福音にふさわしく過ごし、ふさわしく歩むよう、私の民に勧めてください。

彼らに対する神の期待、神の民の期待がどんなに大きなものであるか、また、もし彼らが悪に陥るなら、他の哀れなインディアンに致命的な害を与えるばかりでなく、どんなに神の御旨を傷つけるかを語ってください。

また、もし彼らの生活の中心が霊的でも注意深くもなく、また聖いものでもないなら、たとい自分の幻想によって第三の天まで引き上げられたとしても、彼らの経験は不健全なものであり、その喜びは当てにならないものであることを強調してください。

このようなことを勧めることにより、「自分自身をも、またあなたの教えを聞く人たちをも救うこと」になるのです。

もしみこころなら、過去の年月に経験したすべての労苦と患難がなお続くとしても、私はさらに生き延びて、伝道のわざによって神にお仕えしたいと心から願っていることを、神はご存じです。

しかし今、神のみこころはそうではありませんので、私は全くそれに満足し、完全な自由をもって「主のみこころがなりますように」と言うことができます。


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あなたを罪の世に残して行くことを考えると、心が痛みます。

恵みによって私は世の嵐や試みからほとんど自由にされたと信じておりますが、こうしたものがなおあなたの前にあることを思うと気の毒でなりません。

しかし「主は生きておられます。わが岩はほむべきかな。」主は変わることのない大能の友であられます。

そして私にとってそうであられたように、あなたにとっても導き手であり助け手であられることを、私は信じております。

愛する弟よ、「私は今あなたを、神とその恵みのみことばにゆだねます。この御言葉はあなたの徳を建て、すべての聖められた人々とともに、嗣業を受けさせることができるのです。」

個人的にも、公にも、あなたが神のご臨在を楽しみ、「ヤコブの全能者の御手によって、あなたの腕が強くされますように。」

これが私の切なる願いであり、祈りです。



1747年
死に臨んで、あなたの兄
デーヴィッド・ブレイナード


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1746年5月22日 木曜日

主よ、ここに私がおります。私をお遣わしください。地の果てにまで私をお遣わしください。荒野に住む野蛮な異教の民のもとにお遣わしください。

この世にあって楽しみと呼ばれる一切のもの、この世の安楽な生活から引き出して、私をお遣わしください。

死にさえも私をお遣わしください。そのことによって、あなたのみわざが進められ、御国が拡張されるのであれば。

さようなら、友人たちよ。世の楽しみよ。その最も慕わしいものよ。もし主が要求なさるなら、私は別れを告げる。

さようなら。キリストの御国が拡張されるためであるなら、私はほら穴の中、地の深い所にあって、最後の瞬間まで命を使い果たそう。

ああ、睡眠のために時間を取らずにすむなら、どんなによいだろう。火のかたまりのようになって、最後の時まで、死ぬ瞬間まで、絶えず神のみわざのために光を発し、キリストの御国を築き上げてゆくことを切に望む。





デーヴィッド・ブレイナードの霊的日誌






永遠の力!その高き住まいは神の壮麗さを映し出しています。―イサク・ワッツの信仰詩

聖書を通読するためのカレンダー(ロバート・マーレー・マクチェーンの勧めの手紙)