おお わが救い主、
私を助けてください。


私はいつまで経っても学ぶことができず、
すぐに忘れてしまい、
登ろうにも その力のない弱い者です。


今はもう山頂にいるべき時ですが、
私はいまだに山のふもとにいます。



私は、
自分の恵みなき心、
祈りに欠ける日々、
愛のなさ、

天的な競走にたいする怠惰、
汚れた良心、
無為に過ごしてしまった多くの時間、
用いようとしなかった数々の機会、、

こういったことを思い、
心痛めています。



辺り一面、光が照らしだされているのに、
私は盲目です。


どうか私の目からおおいを取り除いてください。
そして不信仰という悪しき心を砕いてください。



ああ、汝のことを深く学び、
汝のことを黙想し、
汝を見つめつづけることが

他の何にもまして 
私の喜びとなりますように。



マリアのように汝の足もとに座り、
ヨハネのように汝の御胸に寄りかかり、
ペテロのように汝の愛を慕い求め、

パウロのようにすべてのものを
ちりあくたとみなすことができますように。



主よ、恵みが増し加わり、
その中でさらに前進していくことができるよう助けてください。


そうすれば、

わが人格は、より堅実なものとなり、
より精力をもって物事に取り組むことができ、
生き方においても、高尚さが増し加わり、


汝への献身にさらなる炎がともされ、
わが情熱の中に
よりいっそうの忠実さがみられるようになるでしょう。



この世において私になにがしかの地位があるとしても、
どうか、この世自体がわが地位となることがありませんように。


そして 創造主なる主の内にのみ見い出されるものを
被造物の中に求めようとすることが決してありませんように。



信仰により、たえず汝を求めさせてください。
ああ、王の王、主の主、わが内でお働きください。


そうすれば、私は勝利のうちを歩み、
わが使命を全うすることができるでしょう。




"A Disciple's Renewal"
The Puritan Prayers and Devotions
私訳



新緑五月の春の野―内村鑑三の信仰詩

一つのまなざし