神よ。私を救ってください。
水が、私ののどにまで、はいって来ましたから。

私は深い泥沼に沈み、足がかりもありません。
私は大水の底に陥り、
奔流が私を押し流しています。

詩篇69:1,2




The Pilgrim's Progress(『天路歴程』)

~主人公のクリスチャン、落胆の沼に落ち込む~
(私訳)



私は夢の中で、クリスチャンと優柔君が、大野の真ん中にある、たいそうぬかるみの深い泥沼のそばに近づいているのを見ました。

そして、ああ、気を取られていたので、二人とも、たちまち、その沼の中に落ちてしまいました。

この泥沼の名前は、「落胆」でした。



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泥沼の中で必死にもがくクリスチャンと優柔君



落ち込んだ彼らはそこでのたうち廻り、ひどく泥まみれになりました。

クリスチャンは背中に背負っていた荷物のために、ぬかるみの中に沈み始めました。



(中略)[沼から這い上がった優柔君、あがき廻るクリスチャンを見捨てて去ってしまう。]



こうして、クリスチャンはひとり残されて「落胆の泥沼」の中で転げ回っていました。

しかしながら、夢の中で見ていると、ヘルプ氏という名の一人の男が彼の所へやって来ました。


ヘルプ:「そこでいったい何をしているのですか?」


:「私は、エヴァンジェリスト[=宣教者]という方に『この道を行け』と言われたんです。

その方はまた、来るべき神の怒りを逃れるために、向こうの門へ行くよう、私に教えてくださいました。

で、そちらへ向かって歩いているうちに、ここへ落ち込んでしまったのです。」


ヘルプ:「でも、どうして踏み石を探されなかったのです?」


:「恐怖がものすごい勢いで迫ってきましたので、近道をして逃げ出し、そこで、落っこちてしまいました。」

ヘルプ:「さあ、手をこちらにおかしなさい。」



そこでクリスチャンは彼に手を差し出し、ヘルプ氏は彼を沼から引き出しました。

そうして、しっかりした地面に彼を置きました。

それからまた「この道を進んで行きなさい」とクリスチャンに言いました。



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助け出されるクリスチャン


詩篇40:1,2

私は切なる思いで主を待ち望んだ。
主は、私のほうに身を傾け、私の叫びをお聞きになり、

私を滅びの穴から、泥沼から、
引き上げてくださった。

そして私の足を巌の上に置き、
私の歩みを確かにされた





祈り

主よ、落胆の沼に落ち込み、もがき苦しんでいる方々の元に、今日、「ヘルプ氏」を送ってください。

そしてその方を再び、堅い巌(いわお)の上に置いてください。

イエス様の御名によってお祈りします。アーメン。



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