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[おかあさんたちへ。このおはなしは、実話をもとに創作されたストーリーです。]




みんなは、フランスっていうくにをしっているかな?


フランスは、ヨーロッパにある うつくしいくにです。


また、フランスには、おいしいチーズやパンがうっています。




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フランス(FRANCE)はどこにあるかな?みつけてみよう!




そのくにに、カロリーヌというやさしい女の子がすんでいました。


カロリーヌは、イエスさまのことがだいすきで、いつもイエスさまにこのようにおいのりしていました。



「イエスさま、わたしはまだちいさくて、ぼくしさんのおくさんたちみたいに、かみさまのためにはたらくことができません。


でも、わたしも、あなたのために、はたらきたいんです。どうかわたしに、あなたのしごとをあたえてください。」


☆☆


ある日、カロリーヌが、だいどころでおかあさんのてつだいをしていると、ベランダからガサガサという音(おと)がきこえてきました。


「なんの音かしら?」


みると、ちいさなバケツのなかに、白くて ちいさなねずみが ばたついていました。とてもやせています。


「きっと おなかがすいているんだわ。」


カロリーヌは、いそいでだいどころにもどり、おかあさんにたのんで、チーズのかけらをちいさくきってもらいました。


こうして、ちいさくきざんだチーズを、おなかをすかせたねずみさんにあげると、ねずみさんは もぐもぐと口をうごかしながら、うれしそうにたべはじめました。


こうしてカロリーヌは、まいにち、あさとゆうがた、このねずみさんにチーズをあげ、おみずも のませてあげました。


そしてカロリーヌは このねずみさんに ピエールというなまえをつけてあげました。



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ピエール



☆☆


さて、しばらくたった、あるあさ、カロリーヌがベランダにいくと、ピエールが、さむそうにからだをふるわせていました。


「ピエール、どうしたの?どこかいたいの?」


カロリーヌは、そっとピエールを手のなかにつつみ、チーズやおみずをあげようとしましたが、ピエールはくるしそうに からだをふるわせるばかりで なにもたべようとしません。


「ピエール、おなかがいたいの?おお、かわいそうに、こんなにくるしんで、、」


カロリーヌの目から 大きななみだのつぶが こぼれおちました。


そしてピエールをやさしく手のなかで ねかせながら、カロリーヌはかみさまにおいのりしました。


「イエスさま、ピエールがびょうきになってしまいました。そしていま、すごくくるしんでいます。とてもかわいそうです。どうか ピエールをげんきにしてあげてください。」


おかあさんがどうぶつびょういんにでんわをしたので、どうぶつのおいしゃさまが、ピエールのためにきてくださいました。


でもおいしゃさまは、ピエールのからだをしんさつすると、くらいかおで、いいました。


「ざんねんですが、このねずみは 『ちょうへいそく』というびょうきにかかっています。もう ながくは いきることができないでしょう」



ところが、です。


ちょうどそのしゅんかん、箱(はこ)のなかにぐったりよこたわっていたピエールがとつぜん、ぱっとおきて、だいどころをはしりまわりはじめたのです!


おいしゃさまも、おかあさんも、あまりのことに、目をまるくして、ピエールをみつめていました。


でもカロリーヌだけはしっていたのです。


イエスさまが、ピエールをげんきにしてくださったのだと。


「イエスさま、ほんとうにありがとうございます。」カロリーヌは、イエスさまにおれいをいいました。



すると、天からこえがしました。


「あいするカロリーヌ、おまえは、すこしまえに、『あなたのために、はたらきたいんです。どうかわたしに、あなたのしごとをあたえてください。』といのったね。」


「はい。いのりました、イエスさま。」カロリーヌはこたえました。


「だから、わたしは、おまえに、わたしのしごとをあたえたのだよ。」


「えっ?なんのしごとですか?わたし、なにか、あなたのしごとをしたかしら。ぜんぜんおぼえていません。」


「ピエールだよ、あいするカロリーヌ。」


「ピエール?」


「そう、ピエールは、わたしのあいするちいさなどうぶつだ。


そしてわたしは、おなかのすいたピエールにごはんをあげ、びょうきになったピエールをかんびょうする、やさしいにんげんをさがしていたのだよ。


だから、カロリーヌ、おまえがピエールにしてあげたことは、わたしのたいせつなしごとだったんだよ。」


「わぁー、それじゃあ、わたしは、あなたのしごとをおてつだいできたんですか?うれしい!」


「そうだ。そして、これからも、わたしのしごとをてつだってくれるかい?」


「ええ、よろこんで。

これからもピエールのように、おなかがすいていたり、びょうきでくるしんでいるどうぶつや、おともだちがいたら、ごはんをあげたり、かんびょうしたり、いのってあげたいとおもいます。」


こうしてカロリーヌは、たくさんのどうぶつや、おともだちをたすけ、きょうも、イエスさまといっしょにはたらいています。





ーおしまいー
written by Kinuko





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おかあさんといっしょにかんがえてみよう。



―○○ちゃんなら、おなかをすかせ、びょうきでくるしんでいるどうぶつになにをしてあげたいかな?


―○○ちゃんのまわりに、こまっているおともだちはいるかな?そのおともだちに○○ちゃんはなにをしてあげることができるだろう?


―○○ちゃんは、いま、イエスさまのおしごとをなにかてつだっている?カロリーヌのように、「どうかわたしに、あなたのしごとをあたえてください」とイエスさまにいのってみよう!





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砂漠を流れるいのちの川

私たちのローカル弁を愛おしんでくださる神様――コイネー・ギリシャ語と受肉の人イエス・キリストの限りない愛