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詩篇4:8b

主よ。あなただけが、
私を安らかに住まわせてくださいます。







黄昏(たそがれ)。


太陽は沈みゆき、やがて姿を消していった。

すべてが 
静けさと安らぎのうちに横たわっている。




おお、わが魂よ。
お前のための安らぎ場はただ一つ。


今までにもまして、
御父のみ胸のうちにとどまりなさい。





さすらい人は、
ついに倦疲した体を休める場を見い出し、


鳥は、荒野や丘から 
巣へと帰路につく。




薄暮のまきばから、
羊たちは集められ、



わが神よ。

汝のうちに、
憔悴したわが心はやすらいでいます。





うつろな遠方にある場所から、

――汝からはるか遠くさまよい出てしまった
数々の雑念や欲情から――

主よ、私をふたたび汝の元に
引き戻してください。




おお、導きの星、主よ。

やすらぎの家路へと
私を導いてください。



私にとっては、
汝以外に、憩える家はありません。





倦労のこの身を使っての日務が終わり、

わが心は、いよよ
疲労することのない聖務へと向かう。



敬拝と愛。
幻と永遠の讃歌――。

静けさに満ちたひと時が いよいよ始まる。





静寂さと甘美さの漂う
暗がりと沈黙のうちにあって、



畏敬の念に満たされしわが魂は、
汝をすぐそこに感じる。





至聖所の中で、
汝の御足の下にひざまづき、



わが霊のすべては、沈黙のうちに
汝の御声に耳を傾ける。




ああ、わが心が、
御前への香として立ち上り、


わがすべての意志が、汝の聖壇の上で
焼き尽くされますように。




愛、賛美、平安。
夕べのささげ物。



おお、汝の中で
私はやすらぎ、静まっています。





Gerhard Ter Steegen, The Shadow of His Wings
私訳








4世紀に生きた東方教父クリュソストモス(Ἰωάννης ὁ Χρυσόστομος)の編んだ礼拝時の祈り。ロシア・ヴァラーム修道士たちによる祈りと讃歌。










現代キリスト教フィクションが描き出す新しい「神のご性質」―ウィリアム・ヤング著『神の小屋』ブックレビュー(その1)

永遠の夜明け!