ディミトリスと申します。私は20歳の見習いコックです。私は1996年、ギリシャ中部にあるヴォロスという所で生まれました。




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母は10年近く子どもが欲しかったけど与えられず、体外受精を望んでいましたがお金がありませんでした。


ところがある時、宝くじを引いたらそれが見事に当選し、それで、めでたく僕が生まれることになりました。




両親の不和



母は一応、福音派のプロテスタント教会に通う信者でしたが、父は未信者でした。


両親の仲は悪く、私が15歳の時、父と母は別居を始めました。


その頃から私もタバコやお酒を始めました。煙草は一日二箱、そしてウィスキー三昧の毎日でした。


ハーリー・デイビッドソンに憧れ、あちこちにピアスもしていました。


一時的に、両親はよりを戻し、再び同居を始めたりもしていましたが、結局、私が18歳の年に(つまり二年前)二人は正式に離婚しました。




父への怒りが爆発する




父との関係は最初から悪かったのですが、二年前、それは最悪の状態になっていました。


ある日、父の家にいた時、ささいなことがきっかけで口論になり、積もり積もった父への怒りがついに爆発してしまいました。


私は玄関の戸を渾身の力をこめてへし折り、外に飛び出しました。


そして父に電話し、「お前は僕をこの世に送り出した。それなのに、お前のせいで僕は今殺されかかっている。それが分かっているのか!」と絶叫しました。


そして携帯を地面に叩きつけ、粉々に破壊しました。そして車に乗り込みました。


過度の怒りで呼吸もできないほどの状態になっており、この先、あと2、3分、この状態が続いたら、自分はきっと死ぬだろうと思いました。




神への叫び




2015年11月9日、下宿先に戻った私にある重大な出来事が起こりました。


何かに押し出されるかのように、私は地べたに跪き、「神よ、私を救いたまえ!」と泣きながら、叫んだのです。


すると、信じがたいことが起こりました。


イエス・キリストの聖なる血が頭の上から私の全身に注がれ、その瞬間、ある強い手が私の後ろ首のあたりを掴み、しばらくすると、その御手は私の頭の上に置かれました。


まるですべての宇宙が私に臨んでいるかのようでした。


そして私の心は愛の火山で燃え上がりました。


これまでの重く、沈んだ心が今や去り、私は「主に栄光あれ、主に栄光あれ」と歓喜の内に、主を讃えていました。


私は母や叔母に電話し、自分の身に起こったことを話しました。また、父を赦す心も与えられ、父にも安否を尋ねる電話をかけました。




聖霊のバプテスマ



それから約1カ月後の2015年12月4日、私の魂は、その日、自分が聖霊の注ぎを受けるということを内に知りました。


どうしてそれを知ったのか口でうまく説明することはできませんが、とにかくそれが分かったのです。


そして私の魂は聖霊の注ぎを熱望していました。


そこで寝る前、いつもならパジャマを着るところですが、その晩、私は白いワイシャツを着込み、一番上等のズボンを履き、そして香水もつけ、聖霊なる神様を迎える準備をしました。


そして跪き、祈り始めました。


すると、聖霊がくだり、私はアラビア語やロシア語など自分の知らない外国語で神を賛美し始めました。




テルミ市の教会に導かれる



その頃、私は下宿先から遠く離れたところにある福音派教会に通っていました。


ある日、バスに乗っていたら、同じ福音派教会に通う兄弟にばったり会い、私たちは会話を始めました。


その兄弟は私がテルミ市に下宿しているということを聞くと、「あそこにはΑποστολικη Εκκλησια Πεντηκοστης(Apostolic Pentecostal Church in Greece)という教会があるはず。近くだし、そこにも一度行ってみたら?」と勧めてくれました。


こうして私はテルミ市のこの教会に導かれ、今年の1月25日、そこの教会で水の洗礼を受けました。




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テサロニケ地方のテルミにある聖書主義ペンテコステ教会の主日礼拝の様子。ディミトリス君はここの教会で洗礼を受けました。





クレテ島へ




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クレテ島




2016年6月、私は料理学校の夏季実地研修生として、クレテ島のヘラクリオ市にある厨房に送られました。


私は主にある兄弟姉妹を探し求めました。すると、クレテ島においても、主は私に兄弟姉妹および教会を与えてくださったのです。


しかし厨房から教会までは片道2時間半かかりました。


そこで私は主に祈りました。「主よ、どうか私の仕事が午後の3時で終わるようにしてください。そうすれば毎晩、教会の集いに参加することができます。」


すると、主はその願いを聞き入れてくださり、こうして私は、教会の祈祷会や集いに欠かさず参加することができるようになったのです。



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コック長に伝道する



厨房のコック長は、ひわいな話をすることが好きな人で、いつも私をそういった話に巻き込もうとしていました。


私は彼の所に行き、「静かにしてほしい。そしてそういう話はしないでほしい」と頼みました。


しかしコック長は全然、話を聞き入れてくれませんでした。


そこでまた別のある日、私は彼に言いました。「あなたの人生の目的は何ですか。あなたは何をしたいのですか?」


すると彼は私に、「実のところ、僕は正教会のパパス(聖職者)になりたかった」と言いました。


そこで翌日、私は新約聖書を厨房に持参し、彼にそれを手渡しつつ言いました。「これを読んで、いのちを得てください。」


すると彼は「昔、ヨハネの黙示録を読んだのだが、怖くて途中で読むのをやめてしまった」と告白しました。


そこで私は「それなら、マタイの福音書から始めるといいですよ。」と彼に勧めました。





イエスの御名によって誘惑に打ち勝つ




ある時、厨房に隣接したホテルの入り口に三人の女性が現れ、私の体に触りながら、私を性的に誘惑しようと忍び寄ってきました。


20歳の若者にとってこのような誘惑に打ち勝つのは至難の業です。


しかし私は聖霊に満たされ、三人の女性をホテルの入り口の方までぐいぐい押し返し、「Don't touch me. Jesus is ALIVE!(=私に触れるな。イエス様は生きておられる!)」と宣言しました。




:ディミトリス兄弟、日本にいる10代、20代の若者たちに応援メッセージがありましたら、どうぞ!



:もしあなたがこの世にあって呼吸したい(breathe)なら、それなら、神を信じてください。


そして覚えていてください。神様の外側にあるすべてのものは、やがてあなたを死に導く、ということを。




ーおわりー




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